アングラーズレポート

2025.05.29 バス

フィールドテスター　平本直仁
「2025年振り返り　津久井湖OPEN 第3戦 3位入賞！」

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みなさんこんにちは平本です。

冬のローカル最強を決める「津久井湖OPEN 第3戦」に出場して来ました。結果からお伝えすると、「3位入賞！」　プラクティスの感触から優勝に絡めると思っていただけに悔しい！　でもAOYランキングが「3位」まで浮上したので一旦素直に喜んでおきたいと思います。

年末から毎週通って約1℃づつの水温低下を体感して来ましたが、今回の7.5℃への1℃落ち込みはなかなかクリティカルでした。

前日のプラクティスでは、今までよかったエリアから魚系ベイトが抜け肝心の水中ボイルは皆無。当然フラフラ泳ぎ回っているバスの数も激減。メインに考えていたワインドで当てていく戦略が急転直下大ピンチに（汗）

もう一方のパターンを確認したところ、数は少なくなれど大型バスのチェイスは健在でホッとしつつも、追ってくる距離、スピード、レンジにネガティブな変化を感じたので、喰わせ方に対する不安は増すばかりだったのですが、明確に2バイト取れたことが自信につながりました。

ただすっぽ抜けたという事実に対しての対応策は必要だな。。と。対応策としては、ルアーのダウンサイズ化・波動・スピードのチェンジを意識して本戦に臨みました。

冷え込みはそれほどでもなかったのですが、ローライトだったのでコンディションが好転するかな？　と期待してまずはボディーウォーターに絡む大規模岬のベイトリンク型大型個体狙いを選択。

朝のフィーディングに賭けましたが不発。。前日と変わらずベイトの量が少なく、フィーディングモードに入らず。。深追い厳禁と判断し、インビジブルにへばりつくバスに狙いをシフトしました。

前日にチェイスを確認したスポットを中心に回り始めたところ、出現率は下がったもののまだ出てくることを確認。でも相変わらず少し興味を示すだけ。もう一回の無いアプローチ。

そこで対策として考えていたルアー変更を行ったところ完璧にはまったらしく、そいつは躊躇なく一撃丸飲みで喰らいついてくれました！　湖上で一人大興奮の【50.5cm/2360g！】しかしその後はバスの気分に合わせられず喰わせるに至らず。。

陽も出て、風向きも変わった環境変化に期待して昼ごろから再度朝のパターンに戻しダートパニック！　でも残念ながら朝から大きな変化は無くワインド炸裂せず。。

アプローチを変えて14mのボトムに張り付くバスを壁パラレルスト＆カーブフォールで剥がして何とか一発食わせるのがやっとでしたが、やはり越冬モードに入りつつあるバスではサイズが出ませんでした。。。

その後追加できずあと一本が遠い試合でしたが、50UPも入りまずまずの内容で「3位入賞！」

50UPはボトムに付けないで傾斜に対してリグを沿わせるようにラインスラックをコントロールするので、ラインの重さも使いたい事から「ソラローム®エクスレッド 13～16lb」くらいがベスト。リグのサイズ、ロッドの強さ、入れたいレンジ、スピードなどに応じて使い分けてます。

ワインド釣法はバーチカルに近い釣りで、リグをダイレクトに操作したいのでPEシステム一択。しなやかで視認性最強の「ソルトライン®スーパーライトPE」を愛用中。

PEラインは糸ヨレのストレスがほぼ無いことがメリットの1つではありますが、実際には物凄いヨレています。リーダーシステムを組む際、ヨレまくっている状態でノットを組むと本来の強度が保てず切れるリスクが高まるので、組替えの際は必ず数mラインを切り捨て、更に手でヨレを解消してから組むことをお勧めします。

優勝はなんと！【61.5㎝・4450g】　津久井湖オープンレコード！　シャローの倒木に5gネコリグ
準優勝は3,250g/2本　5～6mのオダ　1.3gマイクロホバスト

津久井湖オープンは全5戦。3戦終了時点で現在「AOYランキング 3位」に浮上。（昨年は1戦欠場で4位フィニッシュ）

残り2戦もデカバス揃いでの優勝だけを狙ってフルスイングしていこう！　と決意しています。

みなさんもENJOY WINTER BASS FISHING！！！