アングラーズレポート

2024.04.26 バス

アドバイザー 鈴木靖彦
「2024 JB生野銀山湖シリーズ開幕戦 『ソラローム®エクスレッドtypeNS』の強度を生かして3位入賞!」

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毎年4月のJB生野銀山湖戦は厳しい状況で開催されます。日照時間が長くなってくる晩冬期には、ふらふらと体力のある大型のバスがシャローで見られるようになるのですが、トーナメントが開催される早春には毎年バスが湖面から消えます。

今回4月中旬の開幕戦「ゲーリーインターナショナルCUP」も例年と変わらず厳しい状況で、2週前の「NBCチャプター北兵庫開幕戦」では何と参加全選手がノーフィッシュという恐ろしいデスレイクと化していました。

その情報も入っていたので、今回のJB戦の前日プラクティスではほとんどロッドを持つことなく、魚の気配だけを感じるように五感を頼りに明日のポイントを探りました。


【気づいたことは主に4点】

(1)満水で冠水ブッシュやオーバーハングなどストラクチャーは多いが、ベイトが少なく、バスの姿も見えない。

(2)上流部の黒川筋には見えるナイスサイズはほとんどおらず、唯一見つけた魚も口を使うタイミングが計れない。

(3)ニジマスの放流があり、魚探には水深2mあたりにニジマスの反応がある場所が幾つかある。大型のバスがニジマスを捕食している可能性がある。

(4)プラクティスの最中には上流部に選手の姿が多く、下流域にはあまりプレッシャーがかかっていない。


釣り人の性として何にも釣らずに終えるのはもったいないので、プラクティス終了間際に入った下流域のレイダウン周りにニジマスの反応があったため、キャストすると明らかにマス族のバイト。

小気味よい引きを味わいながら上がってきたのは、30cmを少し超えるキーパー?ニジマス。ところがそのニジマスの後ろに黒い影が・・・。少し深めだったので、バスかどうかははっきり確認できないものの、ランディング途中のニジマスに反応している魚であることを確か。

ニジマスは今晩仲間と宿泊する宿で美味しくいただくことにして、明日はここから始めることに決めてプラクティスを終了しました。

翌日、「2024年 JB生野銀山湖開幕戦」。毎年恒例の初戦のスポンサー挨拶をさせていただき、フライト抽選では第一フライトとなりました。フライト順にかかわらず、最初に入ったニジマスポイントはやはりノーマークで近くには誰もいないポイントでした。

ニジマスを意識してビッグベイト選択もありましたが、場を荒らしたくなかったので3インチ スティックベイトのワッキー掛けノーシンカーを選択しました。(このあたりがちょっと小心者)ラインは「ソラローム®エクスレッドtypeNS 3lb」

【ソラローム®エクスレッドtypeNS 3lb】

誰も近くにいない中での開幕戦ファーストキャストはやや左にそれて回収。セカンドキャストは風にあおられて納得いかず回収。3投目はレイダウンの横の良い位置に着水。

ニジマスクルーズ水深の2mより下まで沈めて数回トゥイッチを入れてあげてくると、ワームが見える水深まで来た時に、突然下から昨日の黒い影が浮いてきて、パックリ!
やっぱりバスでした。

フッキングは決まりましたが、魚はレイダウンの枝の一本を回って走り、ラインが擦れる感触がロッドを通して伝わります。「ヤバい」と思いましたが、考える間もなく、身体は自然に動いてエレキのトルクで魚をレイダウンから離しにかかっていました。

その間「ソラローム®エクスレッドtypeNS 3lb」はラインブレイクすることなく、しっかりと耐えてくれました。

魚は元気で何度かロッドを抑え込んでくれましたが、ディープに引きづり出してからのやり取りなのでラインを信頼してランディングできました。ネットの中の魚は50cmには届きませんがなかなかのサイズのバスでした。

まだスタートしていない選手がいる中でのランディングなので、遠目にいる選手に見えるようにバスを高く挙げ、釣れたことを確認してもらいました。

その後は、同じような条件のところを巡りましたが、時間の経過とともにプレッシャーが増すばかりで反応はなく、1匹のみのウエインとなりました。

結果は出場35名中で魚を持ち込んだのは3名のみという予想通りの厳しい状況でしたが、「3位」に入賞することができました。

プラクティスで得た情報が本番で生きたことや3インチ スティックベイトの選択も正解でしたが、魚を掛けた後でレイダウンからナイスサイズを引きづり出してくれた「ソラローム®エクスレッドtypeNS 3lb」の強度と操作性に感謝でした。

また、この日は東レ・モノフィラメントさんにも協賛いただいている「子どもたちにライジャケを」の募金に多くの選手の皆さんがご協力くださいました。ありがとうございます。

2024年のJB生野銀山湖戦は始まったばかりです。今回の結果が次につながるように次戦に向けて準備をしたいと思います。

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