アングラーズレポート

2025.08.21 ソルト

アドバイザー 鈴木靖彦
「2025夏 日本海小浜でのイカメタルナイト」

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近年益々盛んになってきたイカメタルですが、世間の魚市場ではイカが不漁で価格も高騰しているとのことです。しかし、ここは釣り人の特権で、高級食材化したイカを自ら仕留めて家庭の食卓も高級イカ尽くしの料理で埋めようと船賃払って出かけています。

今年は、例年通っていた兵庫県但馬海岸の船長が廃業されたので、近場の若狭湾小浜周辺で狙っています。

長年ホームグランドにしてきた但馬海岸は比較的潮が速いため、30号以上のシンカーでのオモリグがメインでいたが、湾に面して潮が緩む小浜周辺では、20号より軽いスッテに枝針としてのドロッパーを付けたオバマリグがメインになります。得意としてきたオモリグからオバマリグへメインタックルが変わり戦略も変更です。

メインタックルが変わっても、メインのラインは変わらず、オバマリグ、オモリグ共に「スーパーストロングPEx8 0.6号」に、「ショックリーダースムーズロック®プラス 12lb」をリーダーとして1m入れています。

【スーパーストロングPEx8 0.6号】
【ショックリーダー スムーズロック®プラス 12lb】


このラインシステムをベイト2本、スピニング2本にセットします。この際、気を付けているのはラインの5色パターンを変えないことです。棚合わせが大事な釣りなので、タックルを持ち替えたとき、色パターンが変わっていると頭が混乱するので、ベイト、スピニング共に全て合わせています。

さて、小浜沖ですが6月中旬のチャレンジでは、80mラインに入って何とか「つ抜け」ができたぐらいで、不調でした。遠く鳥取、但馬海岸からは100杯超の景気のよい話も流れてきましたが、若狭湾に群れが入るのを待つしかありませんでした。

7月に入ってようやく小浜沖にも群れが入ってきたのか、よい釣果報告も聞かれ、釣行した7月中旬には、場所によってそれなりの数が出るようになりました。この日は同じフィールドテスターの杉山君も同行して、仲間内での釣果は35・33・29・25杯と爆釣とはいかないまでもそれなりに楽しめる数とサイズになってきました。その後にもう一度行きましたが、大きく状況は変わらないようです。

「スーパーストロングPEx8」は海水淡水問わず使える汎用性の高い5色カラーの8ブレイドPEラインですが、何といっても5色に色分けしたカラーの色落ちが少ないことが特徴です。意外に見落とされがちですが、PEラインによっては使い始めて直ぐに色が落ちて、リグを何メートル落としたのか分からないぐらいになることもあります。

カウンターの無いスピニングリールには必須の条件ですが、カウンター付のベイトリールでも上から落としていくときは色ごとに1メートル毎の白と5メートル毎の黄色のマーキングがあり、リグをフォールさせる速度を見ることが容易です。

また、「ショックリーダースムーズロック®プラス」はリーダー専用ラインだけあってPEラインとの結束部が良く締まり、小さくまとまります。今年は早くからクラゲが多く、一回仕掛けを落とすごとにラインにクラゲが絡んできます。

結束部が大きいとクラゲの繊維が固まって大きくなってトップガイドに通りにくくなってしまい、最悪の場合はティップの破損にもつながるので注意が必要です。

8月に入って、イカメタルでの船上夕涼みは本番を迎えます。しかし、今年はとにかく日中は暑く、日没後の海上であっても夜間も暑さは続きます。くれぐれも熱中症対策は忘れずに大人の夜遊びを楽しんでください。

タックルデータ

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